BONBONCANDYにじいろじかん はチャリティユニットです。
チャリティユニットなので、寄付を促進する活動をします。
今回は「献血」。これも立派な寄付(ドネーション)です。
2021年春。昨年に引き続きコロナ禍での献血不足は続いています。
さらに昨年に加え、「コロナワクチン接種後どうなる」問題もあり
※2021/4/27 NHKニュースの情報はこちら→●
「行ける時に献血いこう」の方針に変わりないです!
(コロナ関係なく、そうだけど。今年は特に。)
献血行ったことないや、ていう人向けに「なんぞや?」に答えていきます。
献血っていかにも善行。正義感が故行くの?
献血で集まった血液は様々な病気や怪我などの治療に活用されます。
その中の一つが「がん」です。
そして、今や2人に1人ががんになる、と言われる時代。
悲しいけれど、自分の大切な人が、あるいは自分が、
がんになる可能性は極めて高いです。(治療に輸血いらんケースもあるけど)
「見知らぬ誰かを救う」みたいな善意がなくてもいい。
「献血に行っていたということは、未来の自分の心を救う」と思います。
そして、その姿を見た子供たちが、当たり前に献血をする時代が、私たち世代を救うと思います。
なぜ今献血が不足しているの?
このところ緊急事態宣言を受けて献血協力者が不足し、深刻化しているというニュースを聞きます。
というのも…
- 献血センターのいく「お出かけ」を控えている人が多い
- 在宅勤務の増加で職場で協力してくれる場所が減少している
などの理由があるそうで、現在はショッピングセンターでの献血バスでの献血への依存度が高まり、
さらにそれは天候により大きく左右されるものなのだそうです。
(さらにこの春の緊急事態宣言を受けて、ショッピングセンターも閉館。深刻度は高まる一方です)
コロナ増えても輸血が必要な人が減るわけじゃないからぜひ、行ける方は献血を!と
私たちが発信するのはそういう訳です。
小児がん経験者の母が語る献血の活きた場面
せっかくなので、どれほど献血がありがたいものか、というものを経験者視点から…
専門家じゃないので、違うところがあれば指摘お願いします。
今の抗がん剤を使った治療って、「体を蝕むがん細胞」だけをやっつけることができないんです。
で、がん細胞をやっつけるためには「がん細胞=成長が早い」っていう特徴から
成長が早いやつをみーんな攻撃するようにできているんです。
だから、がん細胞を攻撃しながら同時に爪が黒くなったり、髪が抜けたりするわけです。
で、血液も同様で、攻撃を受けるので、貧血になるんです。
赤血球が減ると、身体中に酸素が十分に回らなくなって頭痛がしたりするそうです。
我が子は、赤血球が足りない時は、少し散歩するだけではぁはぁと息切れを起こしていました。
血小板が減ると、どこかにぶつかって内出血、とか程度でも、血が固まらないで
ずーーっと出続けることに。
なので、血小板が少ない時期にこけた時はすぐに先生に見てもらって、異常がないかを見てもらったり、バイタルはかったり。
それが進むとあらゆる機関が大きなダメージを受けちゃうので、その前に、ありがたく輸血します。
要は、抗がん剤を使った治療は「輸血で提供される血液を前提」に続けられています。
朝の血液検査で貧血が確認されたら、昼には輸血が始まります。ってくらい待ったなしで補填してもらいます。
つまり「ごめん血液たりないから、来週まで我慢して!」とかできない、てことです。
「足りないはあってはならない」んです。
だから、天候とか、ショッピングセンターの閉館とか、在宅勤務が進むとか
いろんな要因があっても「足りないのは仕方ない」てならないのです。
こんな時こそ、献血センターまで行って献血しようよ!というのが私たちの考えです。
献血の疑問点
ちょうど!まさに!この記事を書きながら調べていたら、
日本赤十字社様が献血キャンペーンを始めてらっしゃいました。
(私が記事にしたかったこと、めっちゃ綺麗にまとまってる)
是非是非読んでみてください!→●
ちなみに、、、子連れで献血バスは、かなり大変でした。
子育て層におすすめは「事前予約の上、献血センターへ行く」です。
緊急事態宣言中は特に、外出を自粛される方も多いと思います。
だけど、献血は「不要不急」には該当しません。
だったら、献血自身を楽しみに外出していいと思います。
(子どもとずっと家にいると気分が滅入るのは私だけじゃないはず〜)
今はコロナ禍でお菓子が撤去されたり、キッズスペースのおもちゃがなかったり
いつもよりは楽しくないかもしれませんが…そこはご愛嬌!
献血について発信して気がついたこと
以前、類似した投稿をインスタグラムにした際に、
「うちは親が行ってたから私も当たり前に行ってるよ〜」という子の多いこと!
そうそう、献血って、当たり前にしてる人って一定数いますよね。(素晴らしい)
私はそうではなかったけれど、我が子にはそんなふうに育ってほしいな、と思います。
(小児がんを経験し、輸血経験のある長男は、もう献血はできないけれど。)
献血って、できない人も一定数存在するんですよね。
体重制限とか体質とか治療歴とか。
それは仕方ないからさ。できる人がやろう!
親が当たり前に、誰かのために血をあげるってかっこいい!
(いや、動機は「見知らぬ誰かのため」ではなくたっていい)